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直接民主制の是非について語るスレ
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Re: 世襲は悪か:間接民主制の限界と直接民主制のシステム不備
投稿者:
ソラゴト
投稿日:2014年12月16日(火)12時13分32秒
返信
>>11
論点の整理ありがとうございます。私が題意を取り違えているとお考えの上でのご配慮と思いますが…とりあえず、せっかくなので各論について私の考えを述べさせて頂きます。
> 1.選挙による国会議員の選出が、果たして民意を反映していると言えるか。
→必ずしもそうとは言えないでしょう。
あくまでも当該議員は
「
自身の
考えや立ち位置」
を主張して立候補しています。それが細部まで民意を反映しているわけではありませんし、細部まで民意を反映する人材を探すことも事実上不可能です。したがって、概略が近い人物を選出し、細部は要望を届けることで「
議員の立ち位置の修正を図る
」ことが、選挙民にできる最大限なのが現状です。
しかし、当然、そうした要望は他の事情に押しつぶされてしまうことも考えられるし、議員に影響を及ぼす力のある者の少数意見の方が優遇されてしまうことは往々にしてあることです。
私が信任されたからその政策すべてが信任された、というレトリックが欺瞞なのは、当の議員自身もわかっているはずですが、政策を掲げて当選している以上、それも嘘ではないですし、信任を受けたといえなくもないのです。
この欺瞞を排するには、基本方針だけ掲げて具体的政策は広く議論の俎上にあげるべし、というのが無難かとも思いますが、一方で「具体的な政策がないと選べない」という人々も存在する訳で、こうしたジレンマをどう
制度として解決
していくのかという具体策が必要になります。
A政策は評価できるが、B政策は評価できない、という点は、もう現実に普通に存在する問題点ですが、では、各政策について民意を汲むという場合、どのような方法で決定するのでしょう。
一つ一つの政策について選択肢を示し、その影響で何が起こるかを勘案(良い影響も悪い影響も)し、その上でそれらの政策について国民に分かりやすく告知、呈示し、確実に理解させた上で各人の意志に基づく選択をさせ、なおかつ何人の恣意の入る余地のない方法で集計する。
しかしながら、例えば消費税の話一つとっても、やるやらないだけでなく、段階的にあげるかギリギリまで待つ代わりに一気にあげるか、軽減税率を導入するのかどうか、するならどの品目が対象か、その品目の線引きは具体的にどう行うか、今後新たな枠組みの製品がでた場合にどうするのか…決めることはいくらでもあるわけで、どのレベルまでを民意を汲む範囲とするのかも問題ですし、こうした話題について来れる人とついてこれない人がいる中で、ではついて来れる人だけがこうしたことを議論して決めた場合、少数の人だけで決めてしまったことは民意と言えるのかという批判も予想されます。
また、これだけのことを調整していては、臨機応変な対応など望むべくもありません。
何よりも、
人の名前を書くだけ、政党の名前を書くだけの現行間接民主制の下でさえ、多くの無効票がでたり、集計ミス(どうもミスとは呼べないものも多数存在しますが)が頻発したり
、調べもせずにわからないという無関心な人間も多い中で、
それよりも複雑多岐に渡るこれら政策に関するとりまとめ
はどのように行うのでしょう。
> 2.国政の失策に伴う損害が発生した場合、妥当な責任の分担が為されているか、また失策に伴う方針転換は速やかに行われているか。
→その
責任の大きさ
は、
誰がどのように算出し、どのように請求
するのですか。そもそも、
失策であるという判断は、誰が、どの段階で判断するのですか
。
法の成立段階で議会が妥当としたものを、たまたま想定外の事態で援用できなかったからということで立法段階での責任を問うという意図でおっしゃっているのであれば、そもそも法理という観点からもう少しご理解いただくことがまず前提ではないかと思います。
法はだからこそ時に合わせて改正されていくわけですが、それを政争のために決議させず廃案にしていくような政治手法がとられていることにも注目すべきではないでしょうか。
遡及法などというものを作ってしまうような某国議会は論外として、法には法の司る責任範囲があります(私も法学用語で適切に表現できない素人ですのであまり偉そうなことは言えませんが…)。
また、民意を汲むことは大切ですが、民意も万能ではなく、それらに盲従することがポピュリズムとして国を傾けることさえあることにも留意すべきです。
民意は少なくとも現在、操作されやすい側面をもっていますし、自分でない他の誰かが実行することに対して、過剰な期待をする一方で、意に沿わないという理由で苛烈な攻撃を加えることさえあります。
責任の所在を明らかにすることも大切ですが、責任を負わされるだけなら、賢い人間はそんな地位には座らずに、影から影響を及ぼすことを考えるでしょう。いたちごっこにしかならないと思われますが、どうでしょう。
むしろ、優秀な人材を遠ざけかねず、英断を下した人物が間違った責任追及で闇に葬られかねない危険もあります。
> その上で、国会議員に委ねられる役割は、「極力すべての国民の民意を反映した国家を築く為に法律を制定すること」
民意の単位たる個人には知り得ない
調整事項が多くの分野で存在する
ことも見逃せません。
ポピュリズムが批判される理由もそこにあります。
> 裏を返せば、国会議員に委ねられた役割を担う資質を持たない人が、「世襲議員だから」という理由で国会に議席を持っていても害悪になるばかりでしょう。
これに関しては、だからこそ
「不適格者を合法的に排除することができる制度」
という意味での間接民主制の利点を上げています。
世襲が是なのではなく、世襲を悪として
世襲の利点を利用させまい
とする現在の圧力をこそ問題にしているのです。
さらにいえば、この掲示板の母体である『銀の紐』では霊的な部分を論じられている訳ですが、日本という国を導いていくためには聡明な指導者が不可欠であり、特に現代のような大転換期においては、ただ荒れ野に種だけ蒔いて待っていれば結果がでるというものではないはずです。
この日本の現状の制度に合わせる形で、霊的なところからも働きかけが行われているはずですが、私なら、優れた魂にはそれにふさわしい環境が与えられるように働きかけるでしょう。例えば、苦労した政治家の元にそれなりの資格のある魂を子孫として導くといったように。
そのような仮定もあって、こうした話題を振ってみました。
まとめると、管理人さんは
民意をより正確に汲み上げる制度としての直接民主制
を想定されているのだと思いますが、私は、
1.
民意は万能ではない
。特に
事象間の相互作用とその調整
に関しては理解を浸透させるのは不可能に近い。
2.
直接民主制を実現させるには、そのための信頼に足るシステム構築が必要。
必要な期間に、必要な数、必要な理解度をみたして、「正当性を担保」された集合的な意見をどうやって収斂させるか。
「正当性を担保」するというのは重要な概念で、間接民主制では
普通選挙は現実的に「正当性を担保」するための手段
として行われています。
私は、2の理由だけとっても、現実的に非常に難しいと感じています。
だからこそ、このハードルを越えるのには、それこそ「全ての人間の心がつながる」くらいの、今の段階では苦笑せざるをえない前提でもなければ、正当性のある制度として設計することは難しいのではないかと思います。
そもそも、システム的な面では、管理人さんはどういうやり方を前提として問題提起されているのですか。
私はほぼ、この問題はシステムの正当性にかかっていると思うだけに、現状の選挙制度を前提にされているのならば、机上の空論のようにしか思われませんが…
こちらのスレッドは初期設定では少し見づらいかと思い、試しに入力補助を利用してみました。
逆に見づらいようでしたら申し訳有りません。
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